朝起きたら一面の雪。出かける前に雪かきをしなければいけないのに、終わるころには腰がガチガチ…。慣れない雪かきは、思った以上に体に負担がかかります。
この記事では、雪かきで腰を痛めないコツと、雪かき道具の選び方、そして命にかかわる屋根の雪下ろしの注意点を、国土交通省の呼びかけをもとにまとめました。
1. 結論:少しずつ・こまめに休む・1人でやらない
- 体を温めてから始め、一度にたくさんすくわない
- 雪は持ち上げずに押して運ぶ。スノーダンプがあるとラク
- こまめに休けいと水分補給。息が上がる前に休む
- 屋根の雪下ろしは2人以上で、命綱とヘルメットを必ず
2. 雪かきを安全にする4つのコツ

① 体を温めてから始める
寒い中、いきなり重い雪を持ち上げると、腰や肩を痛めやすくなります。家の中で軽くストレッチをして、体を温めてから外に出ましょう。動くと汗をかくので、脱ぎ着しやすい服で、すべりにくい長靴をはきます。
② 少しずつすくい、ひざを使う
- スコップに乗せる雪は少なめに。水分の多い雪は見た目より重い
- 腰を曲げず、ひざを曲げて体ごと持ち上げる
- 雪を投げるときは体をひねらず、足ごと向きを変える
- できるだけ持ち上げずに押して運ぶ
③ こまめに休む
雪かきは全身を使う重労働です。寒い中での作業は体への負担も大きいので、息が上がる前に休けいし、水分もとりましょう。特に高齢の人や、持病のある人は無理をしないでください。
④ 1人でやらない
作業する前に家族に声をかけ、携帯電話を身につけておきましょう。もしものときに助けを呼べます。
3. 雪かき道具の選び方
| 道具 | 向いている使い方 | ポイント |
|---|---|---|
| アルミのスコップ | 固まった雪、少ない量の雪 | 軽くて丈夫。先が角形だと雪をすくいやすい |
| プラスチックのスコップ | やわらかい新雪 | 軽いが、固い雪や氷には弱い |
| スノーダンプ | たくさんの雪を運ぶ | 雪を持ち上げずに押して運べるので腰の負担が少ない |
| スノープッシャー | うすく積もった雪をよせる | 押すだけで道を作れる |
たまに雪が降る地域なら、まずは軽くて丈夫なアルミのスコップが1本あると安心です。
雪がたくさん積もる地域では、雪を押して運べるスノーダンプがあると、腰への負担がぐっと減ります。
4. 屋根の雪下ろしは命がけ。必ず守りたいこと
国土交通省は、雪下ろしの事故を防ぐための「安全10箇条」をまとめて注意を呼びかけています。雪下ろしの死亡事故は高齢者に多く、屋根からの転落や落雪に巻き込まれる事故が毎年起きています。
- 2人以上で作業し、家族や近所の人に声をかける
- 命綱とヘルメットを必ずつける。命綱は丈夫なものを、しっかりした所に固定する
- はしごはしっかり固定する
- 晴れた日も要注意。屋根の雪がゆるんで、急に落ちてくることがある
- 携帯電話を持つ。除雪機の雪詰まりは、必ずエンジンを止めてから取る
屋根の上での作業に慣れていない人や、高齢の人は、無理をせず業者や自治体の除雪支援に相談しましょう。
まとめ:無理せず、少しずつ、安全第一で
- 体を温めてから始め、少しずつすくう・ひざを使う・ひねらない
- こまめに休けいし、1人でやらない
- 道具はアルミのスコップが基本、雪が多いならスノーダンプ
- 屋根の雪下ろしは2人以上・命綱・ヘルメット。晴れた日の落雪にも注意
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