PR

冬の暖機運転は必要?エンジンをかけたら走りながら暖めるのが正解

冬の暖機運転は必要? 車・カー用品
記事内に広告が含まれています。

寒い冬の朝、「エンジンをかけたら、しばらく暖機運転をしてから出発しないといけない」と思っていませんか。毎朝5分、10分と待っているなら、その時間はもったいないかもしれません。

この記事では、JAF(日本自動車連盟)の情報をもとに、今の車に暖機運転が必要かどうかと、冬の朝に出発する前にやっておきたいことをまとめました。

1. 結論:暖機運転は基本不要。走りながら暖める

  • JAFは、今の車は基本的に暖機運転は不要で、エンジンをかけたら出発してよいとしている
  • 走り始めは急加速をせず、ゆっくり走る(ウォームアップ走行)
  • 10分のアイドリングで約130ccの燃料を使う(エアコンOFFの場合、JAF)
  • ただし、−20℃くらいの極寒冷地など特別な場合は別。車の取扱説明書も確認

2. なぜ暖機運転は不要になったの?

昔の車は、エンジンが冷えていると調子が悪く、しばらくアイドリングしてから走るのが当たり前でした。今の車は、エンジンの状態をコンピューターが細かく調整しているため、冷えた状態でも問題なく走り出せます。

JAFのエコドライブの資料では、基本的に暖機運転は不要で、エンジンをかけたらすぐに出発しましょうと案内しています。そのうえで、−20℃程度の極寒冷地など特別な状況をのぞき、走りながら暖めるウォームアップ走行で十分としています。

アイドリングの時間使う燃料の目安
5分約65cc
10分約130cc
毎朝10分×20日約2.6L
JAFの「10分間のアイドリングで約130cc(エアコンOFF)」をもとに計算。車種や条件で変わります。

毎朝10分の暖機運転をやめるだけで、1か月で2L以上の燃料を節約できる計算です。また、アイドリング中の排気ガスは、エンジンが冷えているときほど十分にきれいにならないので、環境のためにも長いアイドリングは控えましょう。

3. 冬の朝、出発前の4つのチェック

冬の朝、出発前の4つのチェック

① 窓の雪・霜をしっかり落とす

暖機運転は不要でも、窓が見えない状態で走り出すのは危険です。フロントガラスやサイドの窓、ミラーの雪や霜を落としてから出発しましょう。凍ったガラスを早く溶かす方法は、こちらで紹介しています。
フロントガラスの凍結を早く溶かす方法は?お湯はNG?1分で溶かす手順と前の晩の予防

② 最初の数分はゆっくり走る

エンジンやオイルが温まるまでは、急加速や高回転を避け、おだやかに走りましょう。これがウォームアップ走行です。路面が凍っていることもあるので、安全のためにもゆっくり走り出すのが一番です。

③ 警告灯を確認する

エンジンをかけたら、メーターに警告灯がついたままになっていないか確認しましょう。気になる表示があるときは、取扱説明書で意味を調べ、必要なら点検を受けてください。

④ バッテリーの弱りに注意

寒い朝は、バッテリーの力が落ちてエンジンがかかりにくくなります。「キュルキュル」という音が弱い、かかるまで時間がかかる、と感じたら、バッテリーが弱っているサインかもしれません。いざというときのために、ジャンプスターターを車に積んでおくと安心です。

4. よくある質問

Q. 車内が寒いから、暖まるまで待ちたい

暖房はエンジンの熱を使うので、アイドリングより走ったほうが早くエンジンが温まり、暖房も早く効きます。走り始めの寒さには、シートヒーターなどを使うと快適です。
車の暖房はガソリンを使う?A/Cボタンの正しい使い分けと曇り取りのコツ

Q. 雪に埋まった車でエンジンをかけて暖まっていてもいい?

マフラーが雪でふさがっていると、排気ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。エンジンをかける前に、必ずマフラーのまわりの雪をどけましょう。
大雪の立ち往生に備えて車に積んでおくもの|JAFテストでわかった一酸化炭素の危険と対策

まとめ:すぐ出発、でも最初はゆっくり

  • 今の車は暖機運転は基本不要(JAF)。走りながら暖める
  • 10分のアイドリングで約130ccの燃料を使う
  • 出発前に窓の雪・霜を落とし、最初はゆっくり走る
  • −20℃級の極寒冷地は別。迷ったら車の取扱説明書を確認

※価格は2026年10月時点の楽天市場の目安です。

あわせて読みたい:

車の暖房はガソリンを使う?A/Cボタンの正しい使い分けと曇り取りのコツ
冬にバッテリーが上がりやすいのはなぜ?寒さで性能が落ちる目安と今すぐできる対策
雪道・凍結路の運転のコツ|「急」のつく操作を避けて安全に止まるには