【ボルダリングウォールDIY】製作ポイントと3年間使用した安全性について

ボルダリング DIY

製作したボルダリングウォール紹介

こちらが自宅に設置しているボルダリングウォールです。都会住まいで遊ぶところも少ないので、子供たちの体力向上に繋がればと思い3年前に製作しました。

ホールドを全部外すと、このような感じになります。
910㎜ × 1820㎜の合板(厚さ15㎜)を2面並べています。

私の場合は自ら製作しましたが専門店が販売しているボードもあります。


ボルダリングウォールの構造について

ボルダリングウォールの構造をご説明します。

■裏面

⇑ ボード(ラワン合板)1面につき2本の垂木と、2本の補強材(2×4材)を取り付けています。壁面固定にはラブリコ (LABRICO)を使用しています。垂木は2×4材を使用しており、垂木の長さは[天井高-ラブリコ設置分95㎜]。補強材は726㎜です。

■表面

1面につき、ビス(45㎜)を20センチ間隔で垂木1本につき9か所。補強した箇所(裏面参考)には3か所。合計24か所で固定しています。爪付きナットの位置は下側から20センチ間隔。横からは左右互い違いに、20センチ間隔としました。合板1枚につき32か所打ち込んでます。2×4材を合板にビスで固定しているだけですので構造はかなり単純です。

⇑  万が一、ラブリコ(突っ張り部)が外れてしまった時の安全対策として、壁面とウォールをチェーンで繋いでいます。

費用について

ボード1面分の材料と費用です。

★ラワン合板(910㎜×1820㎜ 厚さ15㎜)6,000円
★ボルダリング爪付きTナット (100個入り)1,780円


垂木用 2×4材(2438㎜)900円 × 2本 1800円
補強用 2×4材(1829㎜)450円 × 1本 450円
LABRICO(ラブリコ) 2個セット 2×4アジャスター 2,180円


HOLDREAM クライミングホールド ポリウレタン樹脂製 30個セット 13,000円



補強用金具&ネジ3,000円
計 21,710円

ホールドの材質や、木材価格の店舗差はありますが、自作した場合だと合計約22,000円。
完成品のボードを購入した場合、★が20,000円程になり、合計約34,000円。

自作すると1面につき12,000円の節約になります。

製作する際のコツ

1.合板はカットしない
910㎜×1820㎜のサイズのまま使用したほうが、見た目が美しく強度も保たれます。大きいので持って帰るのは大変ですが、ホームセンターで軽トラを借りるなどして、カットせずに使用することをおすすめします。

2. 無塗装がおすすめ
やすり掛けのみでニス等の塗装はしませんでした。理由としては塗装がとにかく面倒(苦手)なのと、汚れてしまった時にまたヤスリをかけることができるからです。子供は落書きしたりシールを貼ったりと、いたずらしますので無塗装がおすすめです。

↑ 今回久しぶりにホールドを全部外したので、やすり掛けしました。
 比べてみると結構汚れてます。新品同様にキレイになりました。

3.穴をあける際の木工用ドリルは必ず先三角を使用
爪付きナットをはめ込む穴をキレイにあけるコツとして、先三角の木工用ドリルを使用して少しづつ削るように開けるとキレイにあきます。先ネジタイプを使用すると一気に進んでしまいバリが出ます。

↑先三角ドリル(上)と先ネジドリル(下)


4.爪付きナットをはめ込む方法
製作にあたって一番大変だったのが爪付きナットをボードに打ち込む工程でした。最初ハンマーで叩いて打ち込んでみましたが、あまりの騒音で集合住宅では無理です。ホールドとボルトを使って電動ドリルで締めこんでみましたが、最初の1個でモーターから煙がでました。試行錯誤うまくいった方法が、鉄アレイをお腹にあてて全体重でぐりぐり押し込むでした。

画像準備中

↑ お腹に鉄アレイを当ててぐりぐり

画像準備中

↑ 木工ボンドを塗っておくと落下防止になります

5.徹底的にやすり掛けをする
子供たちが素手や裸足で上るウォールですので、一つのトゲもないように徹底的にやすりをかけてください。特に上部の端部は子供が掴むので裏側も徹底的にかけてください。トゲが刺さり反射的に手を離して落下する危険性があります。

↑ 上部の端は必ず掴みます。入念にやすり掛けしましょう。

6.ホールドはカラフルなほうが遊びの幅が広がる
登るのに慣れてきたら色を限定した遊びができます。
赤と青だけで攻略など、難易度が上がるので面白いです。

7.使用した工具について

木工用ドリル(12㎜)と  六角ビット(対辺8㎜)以外は特別なものはありません。
サイズを間違えないように購入しましょう。

・電動ドライバー(ドライバービット)
ビス打ちやドリルで穴をあける際に必要。
パワーは必要ないので安価なものでいいです。


・スケール
2m以上測れれば安価なものでOK。


・木工用ドリル 先三角ショートビット12㎜
爪付きナットを埋め込む穴をあけるのに必要。


・六角ビット
ホールドを取り付けるのに必要。
サイズは対辺8㎜。レンチもあったほうが便利かも。


・木工用ボンド
爪付きナットを埋め込む際に塗っておくと落下防止になります。

・紙やすり
スポンジがあるとやり易いです。
サンダーなどの電動工具は必要ありません。

3年間使用してみた安全性について

結論から言うと、3年間使用してラブリコ(突っぱり部)が外れて倒れたことはありません。ホールドが外れたこともありません。私も時々ぶら下がって懸垂していますが問題ないです。

もちろん定期的にラブリコ (突っぱり部) とボルトが緩んでいないかチェックしています。

我が家の場合はマンションなので天井がコンクリなので、ラブリコが強く突っ張ることができますが天井がラブリコの突っ張りに耐えられないような構造ならば、別の方法を検討してください。

尚、賃貸マンションなので仕方なくラブリコを使用していますが、この方法は、ラブリコの使用方法に反した使い方をしています。壁に直接ビスで固定できるのであればそちらをおすすめします。

我が家の場合はチェーンで壁と固定、床はクッションマットを2重に敷くなどの安全対策を実施しています。

まとめ

息子が4歳の時に製作し、7歳になった今でも時々登って遊んでくれています。
下の娘も3歳になり、最近やっと少し登れるようになってきました。

ボルダリングは全身の筋力・体幹を鍛えられると同時に、判断力・計画力・想像力など、頭脳も鍛えられ、成長過程でたくさんの能力を身につけることができるそうです。我が家ではリビングに設置していますがインテリアとしてもカッコいいです。常時ボルダリングができる環境は子供たちの心身ともに良い影響を与えていると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。参考にしていただければ幸いです。


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